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赤泊航路廃止???=1=

じゅ

 赤泊〜寺泊航路が廃止!???(本来、正式には寺泊赤泊航路だが、、、佐渡からみると、、、赤泊航路である)

 このニュースについて、、、ある議員は、、、ニュースを聞いて小躍りして喜んだなどと語っていた。今議会は、、、経済効率性を主張する議員が多いようである。

 さてさて、、、経済効率性、、、というのなら、、、分かりやすく言えば、、、採算が合わなければ中止、、、ということである、、、。

 航路は、離島にとって道路であり、、、交通権をどう保障するかという問題である。この点では、、、政治の責任が大きく問われるのである。

 では、、、佐渡航路に責任を持つのは、基本的には県である!現在の県の離島振興計画では、以下のように位置づけている。

第1章 地域の現状と課題

2 交通体系
(1) 航路、空路
 ア 現状
 佐渡島と本土を結ぶ航路は、3航路(両津新潟・小木直江津・赤泊寺泊)あり、 人や物資の輸送手段として重要な役割を担っているが、航路全体の利用者は、島民 人口や観光客の減少等により平成3年をピークに減少傾向にある。
中でも平成20年4月にカーフェリー1隻体制となった小木直江津航路は、県、佐渡市及び上越市が連携し誘客促進支援などの取組を行っているものの、原則1.5往復 の変則ダイヤなど、利用者にとって使い勝手の悪い航路となっていることから、減 少の度合いが大きくなっている。
また、同航路は、平成23年に国の補助航路として指定を受けた。
空路は、佐渡新潟間の航空路線が平成23年7月に再開され、小型プロペラ機が就 航しているが、搭乗率は約40%と低迷している。

イ 課題
 離島である佐渡島にとって航路は、住民生活の根幹を支えるものであり、航路事業者が健全経営を確保しつつ、航路の安定運航及び利便性向上に向けたサービス提 供がされるよう取り組んでいく必要があるが、利用者の減少や老朽化する船舶の更 新など航路事業者の経営を取り巻く環境が厳しさを増す状況の中で、航路の継続的 な確保維持及び改善が課題となっている。
空路については、島民の重要な生活交通を担うとともに観光振興にもつながる離 島の航空路の充実を図る必要がある。

第2章 振興の基本的方針

1 交通体系
第3章 課題別の振興方向
(1) 航路、空路の整備
佐渡航路は、海上国道となっている区間もあることからも、離島に暮らす住民等にとって重要な航路であり、国、県及び地元自治体並びに航路事業者等の関係者が 一体となって協議し確保維持する仕組みの中で、継続的かつ安定した運航がなされるよう努める。また、現在、変則ダイヤとなっている小木直江津航路については、 北陸新幹線開業を見据え、一定の環境整備をしながら利便性向上に向けた運航体制 の見直しを図る。
○ 空路については、島民の重要な生活交通を担うとともに観光振興にもつながる離 島の航空路の充実を図る。


 ・・・これが、県の認識と計画である。・・・よく読むと、、、割と県は、淡々としているのであが、、、それでも3航路を位置づけている。この計画は、前々県政時代(現花角知事も副知事だったとか?)のものである。

 では、今回のこの廃止問題に、、、現知事の認識は????

平成30年10月24日 新潟県 花角知事 定例記者会見

(佐渡航路について)
Q 新潟日報
 佐渡汽船の寺泊-赤泊航路が廃止ということになりましたけれども、それについて、知事のお考えをお聞かせください。

A 知事
 昨日、佐渡航路確保維持改善協議会が開かれたということで、まだ速報といいますか、メモで概略しか聞いておりませんので、詳しいやり取りは分かりませんが、大方の皆様はやむを得ないということで了解されたと聞いています。赤泊-寺泊の航路についての思い入れがないわけでもないのですが、ただ、明らかに乗客の数が増えなかった、採算に乗らないというところは、それをずっと行政が支援し続けるというのは、なかなか難しいというのが現実だと思います。残念ですが、やむを得ないのかなと思います。

Q 新潟日報
 45年という長い歴史の中で寺泊-赤泊航路を通じまして、地元住民にとっては生活航路として非常に重要なものでありますし、観光面でも小さな商店ですとか宿泊業ですとか、今回航路が廃止になるということは大きな影響を与えると思います。そこでお伺いさせていただきたいのですが、県として、代替交通、寺泊-赤泊航路がなくなったことに対する何か手当のようなものを考えられているところがあったら、お伺いさせていただきたいのですが。

A 知事
 住民の利便の観点から、佐渡市においては、代替交通としての路線バスについて検討すると伺っています。特に、両津発の朝の便に接続させるようなバスというように聞いております。佐渡汽船の船員事情、全国的に船員不足の中で、例に漏れず佐渡汽船も苦労されているようですが、両津-新潟航路をしっかり維持しながらも、20日間程度は船の運航をする余裕があるということで、それをジェットフォイルに置き換えて、寺泊-小木航路で観光交流を狙いとしたチャーター便の運航を考えていこうという方向も示されていますので、やはり小木が、現時点で見れば赤泊より小木の方が二次交通も非常に充実していますし、観光施設も観光の拠点もあるということで、そこからさらに赤泊を、赤泊のどういうところが観光魅力になるのか、酒蔵ツアーなどもあり得ると思いますし、小木に入って、その中で佐渡を動く中のツアーの中に組み込んでいくとか、そこは知恵を出していくことが必要かなと思います。

Q 新潟日報
 赤泊の地区の住民にとって、なかなか代替交通がはっきり見通しがつかない中、こういった廃止の方針がとりまとまるというのは、率直に言って性急感があるような受け止めをしているのですけれども、そのあたり知事はどのようにお考えになっていらっしゃいますでしょうか。

A 知事
 1年間、議論をやってみたわけです。もうこの問題は数年来ですよね。ある意味では、十分、関係者の間で議論を重ねてきた問題だと私は思います。こういう問題の性質上、100人が100人全員が賛成ということは、なかなか難しいのが現実だと思います。今回は、本当に関係者が議論を重ねて、2年以上議論を重ねてきた中で、やむを得ないと出した結論だと思います。

Q 新潟日報
 今回、寺泊-赤泊航路が廃止になりますと、今まで3航路だったのが2航路になると思うのですが、県は佐渡汽船の筆頭株主でもあるかと思うのですけれども、県として、残りの2航路を維持していくのか、どのように取り扱っていかれるお考えなのか、知事のお考えをお伺いさせていただきたいのですが。

A 知事
 それはまた、これからさらに大きな全体の構想については、佐渡市や長岡市、上越市、関係市としっかり相談をしながら、まさに持続可能な航路のあり方というものを考えていかなければいけないと思っています。

Q 新潟日報
 今回3航路が2航路になって、結果的に佐渡空港の定期便の再開に対しての必要性といいますか、期待感といいますか、島内で高まることになるかと思いますが、現時点で何か見通しのようなものがありましたらお伺いさせていただきたいのですが。

A 知事
 3航路が2航路になったから佐渡空港の期待が高まるという、そういうつながりではないとは思いますが、航空路は航空路としての特性があって、それに対する期待というのはずっと前からあると思いますし、私自身も航空路については強い関心をずっと持ってきています。進めたいという思いはあるのですけれども、現実に、まず前提となる空港の問題は、用地の問題でなかなか動いていないというのが現状であります。であれば、現状の空港の中で航空路を再開することはできないかというところでは、既に県はこれまでもずっと努力をしてきていますし、引き続きその可能性について追及していきたいと思います。

Q 新潟日報
 寺泊-小木のジェットフォイルという話なのですが、やはりそれも行政からの補てんがなければなかなか運航が難しいと思うのですけれども、来年度、行政で補てんしてでもぜひやりたいとお考えになっているのでしょうか。

A 知事
 協議会の中の雰囲気はまだ正確に聞いていませんので、あとでどんなやり取りだったのか、ニュアンスも含めて部局から聞こうと思いますが、最終的には、関係市の首長とご相談して、どんな対応を取っていくか、結論を出していきたいと思います。

Q 新潟日報
 今年1年そうだったのですけれども、佐渡市からお金を出すというのはなかなか厳しい状況ではないかと思われるのですが、そういった中で、今回の試験運航の小木と寺泊もそんなに良かったわけではないようなのですけれども、行政のお金をつぎ込んでまでやる必要があるのかなという声も上がると思うのですが、また県の財政も決して潤沢ではないわけですけれども、その辺は、大体協議会で決まったことをやっていく方向なのか、それとも、やはりゼロベースできちんと本当に必要なのかを県として検証していくのか、どのようにお考えになっていますか。

A 知事
 まさにそういう声もあるからこそ、しっかりと議論する必要がありますよね、関係市と。ただ、協議会は、皆さんいろんな利害を代表して、集まって、議論を重ねてこられたわけで、そこで小木-寺泊のジェットフォイルによる運航という方向を1つ出されたと承知をしていますので、それはそれで皆さんの知恵が詰まった出口だったのではないでしょうか。

Q NHK
 佐渡汽船側に聞くと、限られた経営資源を有効に活用、集約したいという意向もあるようですが、先ほども持続可能な航路という話をされていましたが、一方で、先ほど仰ったように船員不足(という問題もある)ということで、厳しい状況にある中で、際限のない議論かもしれませんが、どうやって持続可能な航路にしていくかというのは、何かお考えは。

A 知事
 国内のほとんどの旅客航路が悩んでいると思います。離島航路は。サスティナブルな、持続可能性をどのように担保していくか。そこにどのように知恵を出していくかに尽きます。今は、100%の答えがあるわけではなくて、関係者が集まって額を寄せ合って考えるということだと思います。行政の支援も常に必要だと思っていますが、どなたかから先ほどご指摘もありましたが、際限なくやれない、行政の支援にも限りがある。そうすると、どうするかということですよね。1人でもお客がいればやるべきだという議論も極端にはあるかもしれませんが、そこは悩ましいところだと思います。

Q NHK
 各論かもしれませんが、今回の問題となっている航路自体は、船の種類があまり良くないという議論も続いてきているようなのですが・・・。

A 知事
 寺泊-赤泊航路については、以前のフェリーの時代からずっと赤字だということなので、そこは航路の性格の要素の方が大きいと思いますが、ご指摘のような、船の種類のミスマッチがあったのではないかという議論も、議論としてはあり得ますよね。難しいですよね。万能な船はなかなかない中で、スピードと堪航性はトレードオフになるときもありますので、当時の人間はあの船が一番ふさわしい、適切だと判断したのだと思います。


 当方的受け止めは、、、知事=1年間、議論をやってみたわけです。もうこの問題は数年来ですよね。ある意味では、十分、関係者の間で議論を重ねてきた問題だと私は思います。こういう問題の性質上、100人が100人全員が賛成ということは、なかなか難しいのが現実だと思います。、、、と言いますが、、、当方的には、、、離島航路や交通権、、、離島振興(計画)の視点での政治の議論がなされていたのか???、、、また、全体として政治の責任として、、という部分が弱いなぁ〜とか思ったりしますが、、、ま、要は、ここでも採算論か、、、と。

 では、、、では、、、一番の当時者である、、、、佐渡市はどうか????

名称未設定-5

 これは、、、H27年の貨物運賃値上げの時に航路関係で、、、、珍しく、、、議会と執行部の連名でのもの!・・・ここでは、今回の事態などを許容する土俵がない気がします!
 ・・・もともと、、、3航路のあり方も含めて、、、佐渡航路のあり方を考えるという基本的姿勢で航路問題については対応してきていたものです。


 佐渡市将来ビジョン(H29年3月変更=現市政ビジョン)=最上位計画(だそう〜)

(2)佐渡航路の安定と充実
 佐渡航路は、島民生活及び産業活動にとって、極めて重要な交通インフラである。佐渡航路を取り巻く社会経済情勢の変化を踏まえて、国・県・対岸市・運行事業者が連 携する中で、人の往来や物資の輸送手段として課題となっている航路運賃の低廉化を 図るとともに、航路の安定運航及び運航体制の充実が不可欠である。

ア 航路の活性化
 佐渡航路を取り巻く社会経済情勢の変化を踏まえて、新潟両津航路、小木直江津航路、寺泊赤泊航路のそれぞれの優位性、就航船の特性を活かした航路のあり方を検討し、 航路の活性化を進める。


 航路運賃低廉化などの離島振興法を深化させた措置がとられたばかり、、、、地域振興の地方創生のまっただ中、、、インバウンド対策、、、のこれからという時期、矢先!、、、離島ですから大規模災害時などの避難などなど、、、を考えたら、、、簡単に廃止でいいのか?というのが、、、当方の結論である。

 また、これまでも、、、県の航路や佐渡の交通に対する県の姿勢が弱いと言われ続けてきていた中で、、、、最終的に廃止になるとしても、、、、こんなに単純でいいのか?、、、。

IMG_6120.jpg

 採算でいうなら、、、、、これなのである!・・・今後の見通しは、、、決して、芳しくなかろう、、とすれば!もともと、、、佐渡の航路は1つでいい論もある。(しかし、、、佐渡よりも人口の少ない小さな壱岐市(島)では県の支援で複数の航路が維持されている。)

IMG_3735 (1)

 追:昨年から、、、対岸の長岡市や県関係筋からは、、、”佐渡市さんは、どうするつもり?”という心配とも呆れ気味とも言える声が漏れ聞こえてきていた、、、、。言うまでもありませんが、、、当時者の佐渡市が一番頑張らねば!!なにはともあれ。。。です。

 追2:佐渡汽船には、、、はじめて現役の副市長(伊藤)が社外取締役として、、、佐渡の意向を少しでも反映させるために入っていたのですが、、、、。やはりビジョンと戦略がないからか。。。。

 追3:実感なんですが、、、「離島」のことは、、、それなりに理解ある人でも、、、分かってもらえない、、、という点があります。。。。。その点では、、、現在の県知事は、、、、「佐渡出身」が鳴り物入りだったのですけど・・・・。

追4:上記の佐渡汽船史やこの下の新潟県史を見ると、いかに当時、佐渡航路問題が新潟県政にとって、大きな問題であったかが、いかにして県が航路の半分の株にもつに至ったか、、、が分かるような気がします。今回のこの廃止は、県政の課題としては、扱われないのであろう〜〜きっと‼︎
これは、ひとえに佐渡の政治力の問題でもあろう!

00900.png
(新潟県史=通史編7、、、のくだりの一部分である〜〜〜)
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