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執行権(市長)の責任と議会、、、。


(今日の新潟日報)

 執行権と議会のありようは、、、古くて新しい問題で、、、様々に議論されているところですが、、、、、。なぜ、上記記事に赤線を引いたのか、、、と言えば、、、、ちと、蒸し返しぽいですが、、、では、庁舎問題のドタバタの時は、、、執行部は、議会決議や住民投票条例などに対して自らの考えを貫いた。(これは、この案件の中身が、どうのこうのというのではなく、、、”執行権(市長)は、議会の意向を必ず反映しない存在”なのである、、ということを言いたいのである。上記、記事では、、議会の言い分を聞くような、、、フレーズですが、、、)

 もちろん、予算案は、議決されて執行しますから、、、これが前提ですが、、、あくまでも提案した予算案が否決されたというもので、議会の言い分を必ず聞く、、、というものではない。

 わかったようなわからないような、、、ですが、、、。執行権は、強大で議会よりも強い優先権を持っている=従って、、、「執行権の責任」も強大であり、重い、、、ということなのである。(例えば、、、あくまでも例えば、、、です、、、。問題ある予算や議案を議会が通したあとに、、、問題が起きたとすると、、、その責任の中心は、執行権にあり、責任を問われるのは、執行権である。。。もちろん、その予算をチェックできなかった、通してしまった議会は、、道義的に(ここまでもいかない感じですが)、、という感じである。全国的の大概の事例がそうなのである〜)

 予算の調整権及び提案権は首長の専属事務(権限)です。・・・地方自治法では、、、第百十二条  普通地方公共団体の議会の議員は、議会の議決すべき事件につき、議会に議案を提出することができる。但し、予算については、この限りでない。、、、、。

 よくよく、考えてみると、、、行政、、、行政事務は、すべて予算と関連していますから、、、議員(議会)が議案提案する場合は、必ず執行権(予算調整)とぶつかるのであり、、、これが執行権の侵害、、、となりかねないのである。

 有名なものに、、、起債制限比率や、基金残高等の管理目標を定めることを内容とする財政健全化のための条例案「島根県財政健全化条例案」が、実質的に知事の予算編成権を侵害するものとして否決された〜〜〜。
 
 もちろん、まったく、、、予算の伴う提案を議会ができないのか、、、といえば、そうでもないのですが、、、。やはり、かなり難しいと解するべきである。

 *「議会の議員が予算を伴う条例案その他の案件を提出する場合は、本条(第222条)の趣旨を尊重して運営されるべきものであって、あらかじめ執行機関と連絡の上財源の見透しを得る必要があろう(通知 昭31.9.28。行実 昭32.9.25)。『逐条 地方自治法』」、、、というものである。

 地方自治法では、、、第百三十八条の二  普通地方公共団体の執行機関は、当該普通地方公共団体の条例、予算その他の議会の議決に基づく事務及び法令、規則その他の規程に基づく当該普通地方公共団体の事務を、自らの判断と責任において、誠実に管理し及び執行する義務を負う。

 第百四十七条  普通地方公共団体の長は、当該普通地方公共団体を統轄し、これを代表する。

 第百四十八条  普通地方公共団体の長は、当該普通地方公共団体の事務を管理し及びこれを執行する。
、、、と執行権の強大さ、責任?を明確にしているのである。

  「・・・・首長には、地方自治法(以下、自治法)138条の2以下、大きな権限が与えられている。首長は地方公共団体を総括し、これを代表して、地方公共団体の事務を自らの判断と責任で管理し、執行する(自治法147条、148条)「自らの判断と責任」(138条の2)が強調されているのは、執行機関に属する事務の執行に関しては、他の機関とりわけ議会からの干渉や指図にとらわれないことを意味しており、ここに首長主義の特徴の一つが認められる。」(「首長の「執行権」の法的範囲について」)

 ???、、、、何を言いたいのか???といえば、、、、執行権は、やる気になれば、、、、議会の権能など、、なかなか及ばないほどの強大なものであり(拒否権もあるし)、、、それは、単純に付与されているものではなく、大きな責任が横たわっていると言いたいのである。(特に、主権者の市民に対して責任を負うているのである。)

 もちろん、議会の意思を無視していいなどと言っているのではない、、、まずは、執行権としての時として(実際に、再議、拒否権がありましたが)、、自らの判断と責任において、誠実に管理し及び執行する義務を負わなけれればならないのである。。。・・・・まずは、執行権の判断は、市民への責任は????、、、、そんなことを感じた、、昨日の市長定例記者会見、、、というのが、当方的感想、、、である。

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 追:*1:上記の論点は、昔から焦点にもなっているものだし、、、近年では、元大阪府知事の橋下知事の論点なども考える一つの参考になろう、、、というものである。また、くどいが、「では、議会を軽視していい?」というものではない。議会(議員)も市民の付託を受けている存在でもある。
 *2:自治体の内部においては、議会と執行部は対等平等という位置付けだが、、、対外的には、市長は自治体の代表だが議会は代表となり得ないので、、、外から見れば、、、議会は自治体の意思決定のあり方とも言えよう。
 *3:・・・今回の温泉関連で、、、「(廃止条例・するかしないか)議会が決めたらいい。意見が別れているのだし、それが議会だ」(主旨)という声が執行部から聞こえてきた。それに納得しているような議員が見られたが、、、、執行権は、案件を議会に出す前には、、、それこそ「内部統制」とでも言いましょうか?「内部ガバナンス」とでも言いましょうか?それが働いていなければならない!
 思いつきで議案を議会に出すものではなく、執行権の中で、十分に吟味、精査、法令審査などなどした上で、、、「自らの判断と責任」で責任を持って議会に出すものなのであり、、、その言い分は、そもそもおかしいと言わざるを得ない!


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