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現場感と現実感、、、。

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 3歳児虐待、、死亡などなど、、、胸が痛くなる事件が多すぎる、、、、。この本は、子どもの貧困問題をルポ的に書いている。・・・そうか〜〜、、なるほど〜〜といったことも現場がわからないと、、わからない訳である。その一方で、読み進むことが切なくもなる。。
 
 「・・・おなかをすかせた2人は当時、女性に隠れてティッシュペーパーを口にした。次女は塩をふってかみしめた。「ティッシュって甘いのもあるんだよ」。後になって長女が教えてくれた。いい香りのするもらい物のティッシュは、かむと一瞬甘いという。そんな困窮状態になっても、周囲に「助けて」とは言い出せなかった。・・・」(朝日新聞12・19「「ティッシュって甘いんだよ」幼い姉妹、母と空腹の日々」)

 ・・・1ケース100円50枚入りのオブラートをおやつ代わりに食べる、、、。生きていくための必死な掛け持ち、ダブルワークで必死に働きながら、夜学に通う、もちろん、遊ぶ余裕すらない、、、トイレを家代わりにしないとにバイト通を掛け持ちできない、、、携帯電話がなければアルバイト連絡も取れずなくてはならないもの、、、夜学の授業中に明日の仕事の携帯を使わざるをえないが教師と口論になるが、それができなければ生きていけない、、、祖母の家から母親のところに家出したが、車暮らし、、、、具合が悪いので国保証をもらいに行けば、、、滞納額を強要され、、、保険証をもらっても医者にかかるお金がなくなる、、、、(上記本)などなど、、、。

 実は、こう言った類の本は、、、読むことがとても辛いものである。現実・現場、、とは、こんなに大変な場面場面があるのである。。。ってな感じで、、実は、この本を読むのに時間がかかっています。。。。と、ある程度まで読み進むと辛くなり先に進めないまま、、断続的なる〜。
 ・・しかし、いつも、、、政治の無力さや議員(ま、当方も一種の政治家〜〜)の情けなさなどなど、、と。そして、いつも思うのが行政の現場の人は、、、いったいどう思うのだろうか?、、と。。。。

 長塚節の「土」の小説、、、、について、夏目漱石が書いている、、、。

 「・・・「土」を讀むものは、屹度自分も泥の中を引き摺られるやうな氣がするだらう。余もさう云ふ感じがした。或者は何故長塚君はこんな讀みづらいものを書いたのだと疑がふかも知れない。
 そんな人に對して余はたゞ一言、斯樣な生活をして居る人間が、我々と同時代に、しかも帝都を去る程遠からぬ田舍に住んで居るといふ悲慘な事實を、ひしと一度は胸の底に抱き締めて見たら、公等の是から先の人生觀の上に、又公等の日常の行動の上に、何かの參考として利益を與へはしまいかと聞きたい。余はとくに歡樂に憧憬する若い男や若い女が、讀み苦しいのを我慢して、此「土」を讀む勇氣を鼓舞する事を希望するのである。
 余の娘が年頃になつて、音樂會がどうだの、帝國座がどうだのと云ひ募る時分になつたら、余は是非此「土」を讀ましたいと思つて居る。娘は屹度厭だといふに違ない。より多くの興味を感ずる戀愛小説と取り換へて呉れといふに違ない。けれども余は其時娘に向つて、面白いから讀めといふのではない。苦しいから讀めといふのだと告げたいと思つて居る。參考の爲だから、世間を知る爲だから、知つて己れの人格の上に暗い恐ろしい影を反射させる爲だから我慢して讀めと忠告したいと思つて居る。何も考へずに暖かく生長した若い女(男でも同じである)の起す菩提心や宗教心は、皆此暗い影の奧から射さして來るのだと余は固く信じて居るからである。・・・
」(「土」に就いて 夏目漱石)

 ・・を思い出した。

 先の12月議会で、、、そういえば、、、、こんなやりとりも、、、。

〇8番(中川直美君) この前の会議では、ああ、なるほどなと私思ったの。総務課長もいたではないですか。職員であると同時に市民であるという立場もしっかり踏まえてほしいという指摘があったではないですか。それは、どんなふうにあなた方は考えていますか。

〇総務課長(渡辺竜五君) 職員である前に市民である、その市民の目線でまた職員を見るということは非常に重要だということは考えております。そういう部分も含めまして、市民の対応ということでこのコンプライアンスハンドブックをつくっておりますので、そういうご指摘にあわせながらこれを使って職員とお話をしていきたいというふうに思っております。

〇8番(中川直美君) ・・・・・ということは、あなた方は公務員、つまり公務だから、介護保険のことであり、水道のことであり、プロなのだ。それが1つ。だけれども、市民なのです。では、総務課長に聞きます。今の制度はどんどん、どんどん悪いほうに行きます。行く傾向があります。高齢福祉課長のほうがいいのかもしれないけれども、行きます。そうすると。一市民だから、こんなこと、国民健康保険の税金でもいいや、上げたら、私の知っている子育ての人は本当大変だよな、これが市民の感覚ですよね。そのときはあなた方どっちを向きますか。

〇総務課長(渡辺竜五君) そこにつきましては、やはり市長のほうから現場主義ということ、市民のことをよく知って、それを施策に生かしていくということを指示受けておりますので、それについてはずっと言っておりますが、このコンプライアンス含めて実際に行動できるようにいろいろ研修しながらやっていきたいというふうに考えておるところです。


 ・・・これが佐渡市の現場主義、、、ということなのだが、、、はてさて???




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