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明日は、どうかな~?!
佐渡市議会でのあれこれ?のつぶやきですー市議 日本共産党 中川なおみブログ
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 佐渡市への市町村合併直前に発刊された「真野町誌(近代編)」には、佐渡市合併前にして、、地域(真野町)の図書館について、、、、の「明日への遺言」(・・どこかにあったな(^^;))、、がある。

 これは、、、なかなか、、、である。。。(この記述は、全3ページだが、、そのなかで、「今後に残された課題」の中からの抜粋である)

(五)今後に残された課題

①サービス体制の充実・強化
 真野町図書館が、生涯学習の中核施設として人々の学習を援助していくためには、施設拡充は欠かせない条件である。・・・・・・・平成元年に建築された図書館は機能の追及に重点が置かれ、ゆったりとした学習を楽しむという環境に十分な配慮がなされていなかった感がある。できうれば配架書架をもう少し低くして閲覧環境をゆったりとしたものにしていきたいものである。
 また、ハンディキャップを持った人たちに対する配慮も考えていきたいものである。現在も大型活字本、録音図書等がわずかではあるが導入されている。しかし、まだまだ不足の状況であり、図書館の利用環境と内容の充実が期待される。

 ②職員の待遇改善と資質の向上
 現在図書館勤務職員は全て臨時職員である。こんな条件の下で本当に図書館職員としての自信と責任を持って対応することができるのであろうか。これからの図書館には地域社会の要求や実態を十分に把握し、それに対応する活動ができなければならないのである。今後は安心して図書館業務を推進し、町民の生涯学習を推進していくより広い知見と実践力を身につける必要がある。さらに、新しい情報処理能力を身につけることも必要になってくる。・・・・・職員の資質の向上に努める必要がある。

 ③利用の促進
 公共の図書館はあらゆる人の学習の場として整備されなければならない。しかし、生活時間帯のちがいなどの制約から図書館を利用できなかったり・・・・・これからの図書館は広報活動を充実し、潜在利用者に積極的に働き変えを行うと共に、町民の生活時間帯を考慮した運営計画も必要になってくる。

 ④図書館ネットワークへの対応
 今後ますます重要な役割を担うであろう図書館ネットワークへの対応は・・・くる。課題はまだまだ多い図書館であるが、徐々に解決して生涯学習社会の大事な情報提供機関として充実していかなければならない。


 ・・・・当時は、「生涯学習」が強調されていたという時代背景もあり、その点が強調されている感もあるが(まちがいないのですが、、、)、、、いまでも十分通用する内容ではなかろうか?
 また、、、「これからの図書館は・・・」となっているし、、、。当方的には、、旧真野町からの明日の図書館への遺言、、、、と思わずにはいられない〜〜〜。

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 ちなみに、この「真野町誌」の「発刊にあたり」は、当時の豊原教育長(初代佐渡市教育長でもあったはず?)が書いているが、、、そこには、、、、。

 「平成の合併で母なる真野町が大きく生まれ変わる時、「佐渡のこの地で今まで息づいていた文化伝統を書き留め、永遠に残したい。そして、それがこの地でこれから生きようとする人々に何らかの糧となるものであれば有難い。」この一心から、このたび急な真野町誌発刊の仕事が始められたわけですが・・・・・」、、、、市町村合併を見据えたものであることの思いが語られている。

 ”佐渡市になってもこの旧真野町の地域の図書館が、この地でこれから生きようとする人々に何らかの糧となるものとなるように・・・・”、、、と当方には読める、、、のだが、、、。(=これが地域の図書館なのだな、、と。)

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 蛇足?脱線〜〜(いつもだが〜〜)、、、。
 これは、真野町議会の議会報告を第一号から、真野町が無くなる一一六号までを複製したもの。。。(先日、中央図書館に行ったとき聞いたが、、、なかった〜〜〜〜(^^;))
 「真野町誌」と同じような思いで当時の議会が最後に作ったものです。

集成版の発行にあたって
・市町村合併に伴い平成16年2月末で「真野町」がなくなります。議会は、町民の代表である首長と議員が「まちづくり」の議論をたたかわせる場ですが、その歴史にも、一応のピリオドがうたれることになります。
 そして、この地域の「まちづくり」のひとつの場は、新しい新市である「佐渡市」に受け継がれることになります。

・真野町の議場で多くの先人たちが語られたことは、この町のその時々の「まちづくり」の1ページでもあり、現在の私たちが学ぶべきことを大きく教示してくれます。
 先人たちの「まちづくり」に学び、新しい佐渡市につながるようにこの冊子がいくらかでも参考になればという思いで、現議会、執行部の了解のもとに編集・企画いたしました。・・・・


 ・・・どちらも、、、旧町の伝統や文化、、まちづくりが合併後も活かされて欲しいという、、、明日への遺言、、、だと思うのである,、、、、。

 (ちなみに〜〜〜「議会報告集成版」の企画・編集は、当時の「広報対策特別委員会」で、、、、委員長は、、、中川直美、、、なのである〜〜〜。。。。(PR?宣伝?〜〜〜(^^;))

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